
腰痛でお悩みの方から「コルセットは着けた方がいいの?」「どのタイミングで外したらいいの?」というご相談をよくいただきます。結論から言うと、痛みの強い時期にはコルセットを活用するのがおすすめです。ただし、使い続ければ良いというわけではなく、痛みが落ち着いてきたら少しずつ外していくことが重要です。
痛みが強い時には「コルセット+動く」
腰の痛みが強いとき、多くの方は「安静にしなければ」と思いがちです。しかし実際には、痛みを抑えながら身体を動かすことが回復への近道です。
もちろん動けないほど痛みが強い方は、一時的に安静にすることも大切です。
ですが、コルセットを巻いてでも動けるのであれば、なるべく身体を動かすことが日本腰痛学会においても推奨されています。
このようなときにコルセットは腰を支え、動作による痛みを和らげてくれる心強いサポーターになります。
ギックリ腰などで立ち上がりや歩行がつらいときも、コルセットを着用することで生活動作がしやすくなり、必要以上の安静を防ぐことができます。
痛みが落ち着いたら「体幹トレーニング+コルセットを外す」
コルセットは便利な一方で、長期間の使用は腹筋や背筋など体幹の筋力低下を招く可能性があります。腰を支える筋肉が弱くなると、背骨が不安定となるため、再び腰痛を起こしやすい状態に…。
そのため、痛みが落ち着いてきたら徐々に使用時間を減らし、体幹トレーニングを取り入れて自分の筋肉で腰を守れる身体をつくることが大切です。
簡単な呼吸法や、寝たままでできる腹圧トレーニングなどから始めるのがおすすめです。(当院でもこれらのトレーニング指導をしています)
コルセットは「正しく使えば回復の味方」
コルセットは腰痛の大敵ではありません。痛みの強い時には積極的に活用し、回復の過程で徐々に卒業していく。この使い分けが腰痛改善と再発予防のポイントです。
やまもと整体院では、腰痛の段階に合わせて「コルセットとの上手な付き合い方」や「効果的な体幹トレーニング」をお伝えしています。那珂市で腰痛にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
- 痛みが強い時はコルセットを着けてでも動くことが大切
- 痛みが落ち着いたら体幹トレーニングを始め、コルセットを徐々に外す
- 正しい使い分けで、腰痛改善と再発予防につながる
あとがき:姿勢矯正用グッズについて
最近は「姿勢矯正用ベルト」や「姿勢矯正インナー」を着用する方も増えています。これらは着用するだけで、背中を引っ張ってくれるため、一時的には姿勢が良く見えますが、長く頼りすぎることで自身の筋肉が働かなくなるというデメリットもあります。そのため着用時間が長くなればなるほど、着用しなければいられない状態に陥る可能性があります。
やまもと整体院では、なるべくそういったグッズには頼らず、正しい姿勢の取り方や身体の使い方を学習していくことをおすすめしています。ストレッチや体幹トレーニングを続けることで、自然と良い姿勢を保てるようになり、肩こりや腰痛の予防にもつながります。
自分の身体を長く健康に使い続けるために、姿勢改善は「つけてごまかす」のではなく、「自分の身体で支えられる力」を身につけることが大切です。
那珂市で腰痛や猫背などでお悩みの方は、やまもと整体院へお気軽にご相談ください。
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